収容鑑別以外の業務

湖畔02少年鑑別所は、少年の身柄を収容する施設ですが、同時に少年の資質を、医学的、心理学的、教育学的、社会学的見地から判断する「鑑別」の目的を持っています。鑑別機関としての機能を分類すると、「収容鑑別」「在宅鑑別」「依頼鑑別」の3つに分けられます。このうち、最初の二つは、家庭裁判所で処遇を決定するためのものです。


「在宅鑑別」は鑑別を少年を鑑別所に通わせながら行う鑑別です。通常は,家庭裁判所や少年鑑別所等に少年を来所させ、面接や心理検査を中心に行い,鑑別の結果は,収容の場合と同様に,家庭裁判所に報告されます。鑑別所が下した判定は、その少年の行く末に大きな意味を持ちます。しかし鑑別意見と実際に選択される処分とは一致しないこともあり、中間的な処分として在宅のまま保護されることもあります。現実には在宅による鑑別はあまり利用されていません。
少年鑑別所は、家庭裁判所から送致された少年だけでなく,少年院や保護観察所のほか一般家庭や学校から依頼を受けた少年に対しても鑑別を行います。これが「依頼鑑別」です。少年院などが今後の指導方針を策定するときに依頼することが多いようです。
なお、在宅鑑別、依頼鑑別の多くの部分を交通事犯が占めています。

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