少年を鑑別(分析)する方法

少年鑑別所では、いくつかの方法により少年を鑑別します。
具体的な鑑別方法としては、面接を行い少年自身の気持ちや考えを聞いて問題の所在を確かめる、知能や性格を客観的に把握するための心理テストを行う、少年のありのままの姿をとらえるために行動観察を行う、絵画や作文などを通して少年に対する理解を深める、などが挙げられます。


このうちの行動観察とは、収容中の通常の生活場面における行動に加え、意図的に一定の条件を設定した観察場面における行動をつぶさに観察し、少年の特質や行動の問題点を把握することを目的としています。観察の対象となるのは、行動傾向、特に対人行動、態度や習癖などです。
意図的行動観察は、課題作文、日記、絵画、行事参加などが中心ですが、施設によって内容は異なります。具体的には、「あらかじめ桜や春のイメージのある曲を聞かせ、観桜会の飾り付けとして使用する貼り絵を集団で作成する」「食に関するDVDを視聴させ,食の観点から地域文化への関心を高め,講話や実習や特別食の試食などを行う」「キャンプの内容を記したブックレットを配布し、少年の興味関心を高めたうえで、当時は火起こし体験や日食観察を行い、感想を話し合う」などの実施例があります。

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