少年犯罪のための更生施設ってどんなところ?

湖畔01日本では20歳に満たない未成年者の犯罪は少年犯罪とされ、一般の犯罪とは区別されています。少年鑑別所とは、違法行為を行って家庭裁判所から観護措置を命じられた未成年の少年少女を、最終的な処遇を決める前に最高8週間収容し、その少年の心身について詳しく調べる施設です。具体的に言うと、少年少女が非行に走った原因を、医学、心理学、社会学、教育学といった分野のスペシャリストが分析して、どのようにしたらその少年少女たちが更生できるのかどうかを考えます。少年犯罪の原因として考えられるものには、彼ら本人の資質の問題だけではなく、親の虐待や過保護、貧困といった歪んだ家庭環境が起因となっているケースも多いと考えられています。


後に審判と呼ばれる裁判が行われるわけですが、家庭裁判所のその少年の家庭環境についての報告や弁護人の役割を担う付添人の意見、そしてそのスペシャリスト達の分析結果を参考にして、少年に対する処遇が決定されるのです。
処遇には非行なしとされる不処分や、自宅などで保護観察官らの指示にしたがって生活する保護観察処分や、保護観察所あるいは児童自立支援施設、児童養護施設や少年院への送致、成年の犯罪者と同じように扱われる検察官送致などがあります。

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